関空発ホノルル行きで初めてプレミアム・エコノミーに搭乗 ^ ^
私たちはJALのハワイ便で、ビジネスクラスとエコノミークラスの搭乗経験はあるのですが、プレミアム・エコノミーの搭乗経験がありませんでした。今回、良い機会とばかりにマイルでプレエコにアップグレード ^ ^
実際に3クラスを乗った経験から『プレミアム・エコノミー』について語ってみたいと思います。


プレミアム・エコノミーの位置づけ!
一般的にエコノミークラスとビジネスクラスの中間的な位置づけのクラスで、運賃、座席の座り心地、サービスの内容などビジネスクラスには劣るがエコノミークラスよりワンランク上のサービスが受けられるためプチ贅沢な旅行や『プミアム・エコノミークラスで行く◯◯◯!』のように、お手頃感を出したツアーなどが販売されるなど人気のクラスです。
ビジネスクラスは予算的に難しいけどプレエコなら…と検討される方も多いかも知れません。実際、大手旅行会社が売り出しているツアーなら、JALエコノミー代金にプラス数万円でプレエコにアップグレードが可能なようです。
航空会社によっても違うエコノミーとプレエコの価格差
関西からホノルルへ直行便で就航している航空会社は現在、JAL、ハワイアン航空、デルタ航空、エアアジアの4社のみ。(2019年11月) LCCのエアアジアはプレエコに当たる座席クラスが無いので、レガシー便の3社でエコノミーとプレエコ、ビジネスクラスに当たるクラスの価格差をそれぞれ比較してみました。
■年間で安い時期である4月のGW前の料金で比較(往復料金・半年前に予約と仮定)
JAL エコ:85,000円 プレエコ:240,000円 ビジネス:260,000円
HAWAIAN エコ:88,100円 プレエコ:118,100円 ビジネス:223,100円
DELTA エコ:85,070円 プレエコ:103,270円 ビジネス:183,070円
ハワイアン、デルタはエコノミーとの料金差+2、3万円に対してJALは価格差が+15.5万円とほぼ、ビジネスクラスに近い料金設定と他社と開きがある。
座席だけに焦点を当てるとハワイン、デルタに関してはエコノミーより素材感のある座席になっているものの形態的にはエコノミーの座席の延長でグレード感をアップしたような感じに対し、JALに関しては前席の背もたれが倒れてこない構造、レッグ・フットレストが装備されているなどエコノミーのそれとは一線を画す構造のためか設定が高額となっているのかと思われます。しかし、ビジネスクラスとの差額を考えると割高感は否めない料金設定。
逆に8月のお盆休みの時期のJAL料金(往復料金)では、
エコ:215,000円 プレエコ:330,000円 ビジネス:680,000円となり、プレエコの割高感は感じられない料金の開きとなります。


関空発ハワイ便 JALのプレエコのメリットは?
空港に訪れてからの流れでメリットをあげるとすると
1. 専用カウンターでのスムーズなチェックイン
2. サクララウンジの利用ができる
3. 優先搭乗で機内に入れる
4. シートが快適
5. プレエコクラス以上から選べるアルコール飲料が飲める
6. 降りる時も優先
ざっと以上がエコノミーと差別化された内容です。
項目的にみると、「2. サクララウンジが使え搭乗前に軽く飲み食いできる」「4. シートがエコノミーに比べると快適」の以上2点しか大きなメリットと言えるものはありません。
当然ながらビジネスクラスにはサービス、シートの快適さは遠く及びません。あくまで、上記の安い時期の比較ですがビジネスクラスとの差額はたった2万円です。それならば迷わずビジネスクラスにしますよねぇ。。。


結論!個人的視点でJALのプレエコは有りか無しか?
結論から先に言いますと私たちは「無し!」となります ^ ^
『プレミアム・エコノミー』は、エコノミーとビジネスクラスの中間的な位置づけですが、あくまでエコノミークラスの延長。基本、私たちがハワイに行く時は安い時期を狙って行くため上記の料金比較のようにプレエコとビジネスクラスの差が小さい料金体系の時期になります。わざわざ割高感のあるプレエコを選ぶ理由はありません。
JALのエコノミークラスにも搭乗経験はありますが、現行のエコノミークラス『JAL SKY WIDER』はかなり優秀です。個人的な意見ですがコスパの悪いプレエコだったらエコノミーで十分です!^ ^


JALのプレエコを乗ってみてわかった乗るんだったらココ!
使用機材によって座席の配置等が違う場合があるかも知れませんが、私たちが搭乗したB787-9の座席であれば最前列の足元の広い列をおすすめします。
プレエコはシートピッチが広く、レッグレスト、前席にはフットレストがあれど私にはしっくりとはきませんでした。また、私たちが座ったプレエコの最後列は薄い壁1枚でエコノミー席と区切られているだけ、しかもエコノミーの最前列はバシネット装備の小さなお子さん連れのご家族が座ることが多いため、静かに過ごしたい人には向いていない座席と言えます。
以上の理由から、「最後列は避けて可能であれば最前列!」をおすすめします。
前段で、プレエコは「無し!」とは言いましたが、もちろんエコノミーに比べると快適さは段違い良いです。
人の価値観は人それぞれ…あ・く・ま・で、私たちは高いお金を払ってまでプレミアム・エコノミーの選択は「無い」かなぁ~と
いう結論です ^ ^
↓YouTubeにアップしている「プレエコ」に関する動画はこちら!